鍼灸師の平均給料はいくら?

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鍼灸師の平均給料はいくら?

鍼灸師の平均給料はいくら?

2022/06/09

投稿者:スタッフ

鍼灸師の平均給料はいくら?

 

鍼灸師は国家資格のひとつで東洋医学の専門家です。
近年は鍼灸師の人気が高まり、その活躍の場は治療院だけでなく、スポーツ鍼灸、美容鍼灸に至るまで様々です。
このように一口に鍼灸師と言っても立場や働き方、腕前などによって収入は大きく変わってきます。
特に歩合制の治療院で働いたり独立開業したりすれば、平均を大きく上回る収入を得ることも夢ではありません。
この記事では鍼灸師として働く人の平均的な給料と、按摩マッサージ指圧師や柔道修復師との違いについてご紹介します。

 

鍼灸師の平均給料は安いのか

 

鍼灸院や整骨院の従業員として働く場合、年収の相場は約350~450万円です。
月収に換算すると18~30万円程度で、最初から高待遇が望める仕事ではありません。
大卒の新卒サラリーマンの平均年収が300~350万程度であることを考えると、ほとんど同じか少し高いくらいです。

ボーナスは勤務先によって出るところと出ないところがあります。
ほとんどの鍼灸院が毎月決まった額の月給が出る固定給制を採用しています。
固定給は毎月安定した給料をもらうことができ、経験と勤続年数が昇給に繋がりやすい傾向があります。そのため、長く勤めればそれだけ収入アップが見込めるでしょう。

一方で、給料に歩合制を採用しているところでは経験年数や勤続年数に関係なく、患者さんからの治療の指名がどれだけ入ったかによって給料が変動します。
固定給の鍼灸院の平均月収が18~25万円程度であるのに対して、歩合給の鍼灸院では月給50万円以上を稼ぐ人もいます。
もちろん、歩合制で大きな収入を得るためには、治療の腕や経験のみならず、多くの患者さんと信頼関係を築けるコミュニケーション能力も必要ですし、患者さんからの指名が少なければ収入が下がるリスクもあります。
良くも悪くも自分次第で収入が変化するのが歩合制の特徴です。

このように平均年収は一般と同等程度であるものの、就労形態などによって大きく変化するため、伸び代はあると言えそうです。

 

独立開業か整骨院勤務などによっても大きく異なる

 

整骨院などで従業員として勤務している間の収入は、その勤続年数やスキル・経験、地位などの向上に伴って昇給が見込めるとはいえ、限界があります。
最も平均年収の高い50代の鍼灸師の年収は550〜600万円の間で推移しています。
そのため、鍼灸師として働く人や、これから鍼灸師を目指す人の多くは将来的な独立開業を視野に入れています。

独立開業した場合、平均年収は700~800万円まで跳ね上がり、さらに治療技術や経営能力次第では1000万円を超えることも可能です。
夢のある話ですが、実務経験もないうちから開業するのはあまりにも無謀です。
ある程度の経験を積んできた方が独立開業する場合でも、鍼灸の腕前以外に経営やマネジメントなど様々な知識やスキルが問われます。

また、独立した場合は店舗の売上金額が自分の収入に大きく影響します。
しかし、あまりに高額な価格設定をしてしまうと患者さんが来てくれませんし、逆に価格設定が安すぎれば売上が上がりにくく経営が立ち行かなくなるケースもあります。

従って、価格設定をどのようにするかは、独立開業した鍼灸師にとってひとつの大きな課題になってきます。
鍼灸院では「30分○○円」というような価格設定をすることが一般的ですが、最初はややリーズナブルな価格を設定し、まず固定の患者さんを獲得することで安定した運営を目指すケースもあります。

一方で、鍼灸師として安定した立場で高収入を得たいと考えるのであれば、チェーン店の院長を目指すのも選択肢のひとつでしょう。
もちろん、鍼灸師の資格を取得したばかりの実務未経験者がいきなり院長になるのはほとんど不可能です。
しかし、院長になれば月収50万円以上が期待できるチェーンもあります。さらに、基本的な福利厚生も一通り導入されているので働き方も安定しています。

また、チェーン店の場合は運営会社によって予め定められた経営方針や運営方法が存在するので、独立開業する場合よりは経営者としての知識が必要ありません。
ただし、院長を名乗るからには相応の技術と経験、従業員をマネジメントする能力が必要になってきます。
チェーン店の院長として高収入を目指す人は、まず治療院に従業員として勤務して経験を積み、技術の向上に努めましょう。
そして、自分自身を成長させながら、後輩の指導やトレーニングに積極的に携わり、マネジメント能力を磨くことをおすすめします。

 

あん摩マッサージ指圧師や柔道整復師との違いは?

 

治療院で働く職種として、あん摩マッサージ指圧師や柔道整復師という職種があります。

いずれも国家資格で、厚生労働大臣指定の専門学校や養成施設を卒業する必要があります。
鍼灸師が鍼や灸といった道具を使って症状を治すというアプローチをとるのに対して、あん摩マッサージ指圧師や柔道整復師は基本的に道具を使わず、手技でもって怪我を治したり症状を緩和したりする治療を行います。

平均年収では、柔道整復師が最も高く400~600万円程度、次いで鍼灸師が350~450万円程度、最も低いのがあん摩マッサージ指圧師で300~400万円程度です。
ただし、いずれの職業でも、経験や腕前次第で収入は伸ばせますし、独立開業すればさらに高い収入を得ることも可能です。

 

まとめ

 

平均的な鍼灸師の給料や働き方による収入の変動、類似の医療系資格との比較をしてきました。

鍼灸師の平均的な給料・収入は、始めたての頃はあまり高いとは言えませんが、患者さんを健康へと導く医療人としての意識と向上心を持ち続け、経験と技術を研鑽し、多くの患者さんに信頼されるようになることで働き方の幅が広がります。

 

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