30代や40代でも大丈夫!柔道整復師の転職
2022/06/10
投稿者:スタッフ
年々、資格取得者が増えている柔道整復師ですが、人気の高まりとともに整骨院の数も増えていて、より条件のよい職場を求めて転職を考えている方も少なくありません。
その中には年齢的な問題から転職を躊躇しているという方もいるはずです。
しかし、経験のある30代や40代であれば希望の職場へ転職できる可能性は十分にあります。
ここでは転職先を探している30代、40代の柔道整復師の方に向けて、志望動機をしっかり伝える履歴書や職務経歴書の書き方、面接のポイントについて解説します。
30代や40代が考える転職の理由と転職先とは
主な転職理由
柔道整復師が転職を考える理由は、大きく以下の3通りに分けられます。
(1)ステップアップを目指す
柔道整復師は国家資格です。その資格を活かすため、スキルアップを目指して転職をする方がたくさんいます。
さまざまな整骨院で修業を積み、技術や知識を増やすことは柔道整復師としてのスキルアップにつながるのはもちろん、独立開業を目指す人にとっても欠かせない活動でしょう。
(2)労働条件に不満がある
現在勤めている整骨院の労働条件に不満があり、転職を検討する方もいます。
特に、拘束時間が長いわりに給与が少ないという不満が多いと言われています。
これが20代であれば「修行のうち」と割り切ることもできるかもしれませんが、30代、40代になっても変わらないようであれば、転職の理由になり得るでしょう。
(3)人間関係のストレス
個人経営が多い整骨院の場合、従業員は院長やその家族、数人のスタッフだけということもあり、人間関係のトラブルが発生しやすい側面があります。
また、スタッフとの関係のみならず、患者さんひとりひとりと接する時間が長い整骨院では、患者さんとの関係にストレスを抱くことも少なくありません。
こうした人間関係に疲れを感じて転職を考える方もいます。
柔道整復師の転職先
柔道整復師の転職先としては、整骨院のほか、病院やクリニックの整形外科、介護施設、スポーツジムなどが挙げられます。
もともと整骨院に勤めていて、別の整骨院へ転職する場合、現在の職場よりも給料や待遇面がいい職場、院長や他のスタッフとの相性がよさそうな職場を選ぶ方が多いようです。
特に病院の整形外科は人気がある転職先のひとつです。
整形外科の場合、患者さんへの治療よりもリハビリの指導や治療の補助がメインになりますが、給料が安定していてボーナスがあり、残業も比較的少ないという特徴があります。
デイサービスなどの介護施設では、機能訓練指導員として働くことのできる柔道整復師の資格をもっている人材は歓迎される傾向がありますし、スポーツジムも柔道整復師の資格をもつ方におすすめの職場です。
柔道整復師ならではの知識や経験を活かして、ゆくゆくはフリーランスのスポーツインストラクターとして活躍する将来もあるかもしれません。
柔道整復師が押さえておくべき履歴書や職務経歴書の書き方
履歴書や職務経歴書は、整骨院、病院の整形外科、介護施設、スポーツジムなど、志望する転職先に合わせて内容を変える必要があります。
雇用先によって求める人材も異なるので、雇用側のニーズを汲み取り、そこを押さえた志望動機・自己PRをすることが転職成功の秘訣です。
履歴書や職務経歴書の書き方のポイント
職歴は、漏れのないように入社・退社年月の両方を記入します。
業界以外でも1年以上勤務していたアルバイトがあれば評価の対象になるので記載しましょう。
柔道整復師以外にも資格や免許があれば記入しておきます。
業界には直接関係がないとしても、評価の対象になることがあります。
職務経歴書を書く場合、これまでの職務の概要を200~300文字程度でまとめましょう。
特に力を入れたポイントは詳しく記載します。
また、20代であれば熱意が重要になりますが、30代、40代では熱意よりも経験が武器になります。
自己PRには、これまでの実績や自分自身の強みを伝えられるように、具体的な数字やエピソードなどを交えつつ記入しましょう。
志望動機の書き方のポイント
志望動機では、まず率直な気持ちを書きます。
その職場を志望した理由や、その職場のどこに魅力を感じたのかを述べていきましょう。
次に、自分がこれまで培ってきた経験を踏まえて、今後の方向性や現在の取り組みについて記入します。
最後は、自分がその職場に就職したら、どのように貢献するのか、どのような実践を考えているのかについて記載して締めます。
また、自己PRの内容と関連をもたせておくと、一貫性のあるイメージを与えることができます。
面接の際のポイント
柔道整復師など医療に携わる仕事の場合、面接はかなり重要視されます。
質問には明るくはっきりと答えましょう。
また、とっさに答えが出ないということもよくあるので、想定できる質問については事前に答えを考えておくと安心です。
特に前職の退職理由、将来の希望やビジョン、柔道整復師を目指した理由などは面接でよく聞かれるので、ある程度考えをまとめておきましょう。
前職の退職理由については、労働条件などが悪かったとしてもマイナス方向の発言は控え、自分自身のキャリアプランに沿わなかったなどの理由を伝えるようにしましょう。
独立開業を考えているのなら、それを述べてもかまいません。
雇用先がチェックしたいのは将来のビジョンと向上心です。
特に柔道整復師を目指す理由から、仕事に対する想いや志が見えます。
「この人と一緒に働きたい」と思ってもらえるような、シンプルかつ、具体的なエピソードを準備しておくといいでしょう。
● まとめ
柔道整復師は人気職業であるため、転職先も整骨院を始め、病院やクリニックの整形外科、デイサービスの介護施設、スポーツジムなど多岐に亘ります。
そのため、いまよりも条件のよい職場が見つかる可能性も十分あります。
30代、40代での転職となると年齢的な悩みも出てくるかもしれませんが、履歴書や職務経歴書の書き方、面接のポイントを押さえれば十分転職は可能です。
患者さんと直に接する柔道整復師にとって、経験や知識は大きな財産になります。そのアドバンテージを活かして理想の転職を実現しましょう。
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